Hoàng Sa通りと Nguyễn Đình Chiểu通りの交差点から一歩裏手に入ったNguyễn Đình Chiểuアパート(Chung Cư Nguyễn Đình Chiểu)の広場にある空間。
chung cưというのは、日本語に訳すと「アパート」という意味のようですが、ここは建築してかなりの年月が経っているような鉄筋コンクリート造(RC造)集合住宅なので、ホーチミンの同潤会アパート – Wikipediaとみたいなものかもしれません。
ここから一歩Hoàng Sa通りに出るとニュウロック・ティゲー運河(Kênh Nhiêu Lộc – Thị Nghè)沿いの遊歩道があって、結構人やバイクが通るのですが、ここはなぜかバイクもあまり通らずちょっと不思議な空間です。
ベトナムの家屋は、ウナギの寝床タイプの家が多く路地はいろんなところにありますが、このような中層の建物に囲まれた広場的な空間は、ホーチミン市の中心部では珍しいです。
食事が出来る店が何軒かありますが、団地の家に帰る前に食べていくか、家に持ち帰りで買っていくのでしょうね。
ここの奥には、ベトナム風モツ煮で人気のお店もあるので今度行ってみたいと思います。
ちなみにこちらは、Hoàng Sa通りからの広場への入り口。
右側のお店は、運河が整備される前に一度ビールを飲みに来たことがありますが、運河からの風が気持ちよい店でした。運河が整備された後は運河からの悪臭もほとんどなく、遊歩道沿いの街路樹などの景色とともにビールが美味しく飲めそうです。